ようこそ 「住まい」の作り方にこだわる アトリエSOHOのホームページへ!

  HOME
  コンセプト
    コンセプト「和」
    基本性能
    「再生」
  仕事・実績
    Works1
    Works2
    Works3
    Works4
  仕事の進め方
  事務所概要
  小楽夢(コラム)
    @建築関連
    A旅・遊山関連
    B日常もの・雑
小楽夢(コラム) - @ 建築関連
@-1 2011.01.31
 〜 タイガーマスク運動と 「食」
 白いマットのジャングルから、疲弊しきった市場原理主義の荒野に、場所を変えてヒーローが帰ってきました。
年明けからタイガーマスク運動が続いています。

 この善意の運動は、多くの人の心を温かく包み込み、物質的には貧乏でも、いつもどこかでつながっていた昔を思い起こす絶好の機会でもありました。
この善意の連鎖が一過性のブームではなく、途切れず続くことを願わずにはいられません。
 いつの間に「やさしさ」や「思いやり」は奪われていってしまったのでしょうか。毎日入ってくるつらいニュースや悲しいニュースに心が痛みます。

 「習慣は第二の天性なり」とは、人が育つ環境を大切にしなさい との教えでもあります。

 「育つ環境」=「住まい」の「食」に絞って話を進めます。
« 戻る
HOME へ »
アトリエSOHOでは、8つのコンセプトを合算した 「和」の住まい を提案しています。
 
 現在の「住まい」では、みんながよく集まる場所 といえば食事をする場所でしょうか。そしていつも誰かが居る場所。 ここが「住まい」の”重心”となるべき場所です。

 決して広い必要はありませんが、”庭”に続いていることが重要です。(2階に”重心”を置く場合は、ベランダ・バルコニーを確保したいですね。)

 光と風が心地よく入り、適度な親近感のあるスペース(”ころあいの間”と呼んでいます。)で、みんなで食事をする。天気がよければ外に出て食事する。こんな至福な時はありません。植物に囲まれての食事は大変おいしく感じられるからです。
 建物の坪数を小さくしても(”想いの詰まった小さな家”)、庭の確保を必要とするのはそれだけではありません。

 子供には専用のスペースを与えてみては如何でしょう。
子供が庭の草花や家庭菜園での野菜に水遣りなどをしながら世話をして、自分の目で育つことを確認する。
そうすると、生活の中のすべてに命があることを知り、自然を大切にする心が育まれる訳です。

 自分で育てた野菜はまた格別です。大事に育てたものだから大切に残さず食べるようになります。

これが「やさしさ」や「思いやり」にそだっていくということです。

 「食」を通して自然や作法を学び、体を作り、家庭の温かさを知る。
これが生活の中に庭を設けることの大切な要素のひとつです。

 それは、家庭の温かさと共に、自分と家族との”ころあいの間”を自然と身に着けていくことにもなります。
これは後々社会に出て行くときにも必ず役に立つはずです。
 育てるということは、コンピューターのようにクリックひとつで画面が変わるようにはいきません。時間が掛かる訳です。

 「やさしさ」や「思いやり」が奪われていった時間は短かったかもしれませんが、戻すためにもまた時間は掛かる訳です。

 「食」を考えるだけでも「住まい」の果たす役割は大変大きいものであると思います。

 善意の連鎖が時を越えて、我が子・孫、そして末永く続くように願わずにはいられません。
@-2 2011.02.24
 〜 「新燃岳噴火」 と 「ニュージーランド地震」
 今、改めて”身の引き締まる”思いを強く感じています。

又、NZ地震では、まだ消息のわからない方達の一刻も早い救助を祈ります。
 火山列島地震国の我が国には、海底火山や北方領土を含めて100以上の活火山があります。
この2月1日に、九州 霧島山系”新燃岳”で爆発的噴火があり、まだ終息しません。生きるものすべてが自然の咆哮の前になすすべなく立ち尽くすのみです。
エメラルドグリーンの火口湖にも容赦なく、又、いつ噴火するのか、強い雨が降るのかと、火山灰や噴石、土石流に恐れおののいているのです。
 私達の祖先は、こうした自然災害と共に暮らしてきました。自然を畏怖し、敬い、崇めて、長い時間をかけて共に暮らしていける知恵を創り出してきました。


 ・・・突然、赤道を越えた、丁度日本と同緯度にあたる、同じように風光明媚なニュージーランドから地震の情報が飛び込んできました。
 日本人留学生がたくさん被害に遭っている!
地震が多く、耐震技術も日本のように進んでいる地域で、マグニチュード6.3で、 なぜこれほどまでに倒壊してしまったのでしょうか。
 「悪いことは重なる」とはよく言いますが、留学生が多く勉強していた”CTVビル”は偶然か故意かわかりませんが、倒壊する要素が重なっていたように感じます。
まず、@震源が浅かった。A沼地に街が開発された。B地盤対策が?(今回の地震で敷地が≒3m沈下している)。C偏心プラン(レンタブル比優先?〜お金になる貸室部分を優先?)。D日本と同じ地震国なのに柱が細そう。Eそしてお昼だった。 ・・・等々です。
 建築の設計に携わるひとりとして、改めて 私達の固有の”風土”を再確認し、”重心(プロポーション)”を考慮した、”安心と安全の確保”を目指す住まい作りが強く求められると再認識しています。
☆自然にとって”火山の噴火”や”地震”は災害ではなく営みなのです。
  付き合い方を考えるべきは、自然と共に暮らしていく我々人間の方なのです。
@-3 2011.06.18
 〜 「住み継ぐ家」
   東日本大震災
       改めて思う 「継ぐ」 ことの大切さ!
 地震・津波・原発事故と続いた負の連鎖。
この 東日本大震災を契機に私たちの生活が変わろうとしています。
私たちも何となくわかっていた行き過ぎた生活、及び、生活環境を見直す動きが出始めています。
毎日新聞より(以下 接木写真まで7枚)
 私たち一人一人に求められるサスティナビリティ(持続可能性)への対応。
私は設計を通して「住み継ぐ家」の提案をしていきたい。
 こんな話がありました。(日本建築士会 会誌 2010.11月号 北原啓司氏 弘前大学教授)
  〔  核家族化を進めた親が育てた子供世代は、やはり核家族化を望むはず。
    親が手に入れた道具としてのマイホームが子供世代には決して魅力ある道具にはならない。
    寧ろ厄介な物になってしまう。できれば売ってすっきりしたい。
     「家を継ぐ」という言葉は職業を継承していく以外にリアリティのない言葉になりつつある。
    核家族の世代交代は家族の分解を意味することになる。
    せっかくローンを返済しながら自分の財産にすることができたマイホームは「一代限り」になってしまう。
     住宅の実質的な寿命は家が持たない(?)訳でなく、家族が持たない。
    自分の30年は何だったのか。
    その疑問が当てもなく息子夫婦のUターンを待つ空き家になっていく。  〕

 日本の住宅の寿命は約30年です。構造的、生活の変化等に耐えられない住まいの現状です。
上っ面だけ整えた住宅なども30年と言わず、飽きられるものが多いはずです。  
岩手県陸前高田市 津波に耐えた復興のシンボル一本松が塩害でピンチ!〜しかし、「接木=継ぎ木」に成功!!!
 では、「住み継ぐ家」とするためにはどうしましょう。
まず、住まいに関する勉強をすることです。ハウスメーカーのパンフレットや新聞の折り込みチラシを眺めることではありません。
住まいに関する単行本やエッセー集など良い本がたくさんあります。
「住まう」ということの基本的な要件に共感することがたくさんあります。
四人家族だから 3DK・3LDKあればいいか!とか、外断熱の家? 高気密?
24時間換気? シックハウスは? 等々は当然考慮必要ですが、そのへんは専門家に任せて、住みたい家をじっくり考えてください。
そして、地球環境問題にも興味を持って、理解する努力を払う必要があります。
 「住み継ぐ家」とは
@ 住まう人(建築主)の要求・条件や考え方、必要な機能・構造等の
   ”基本性能”を取り込み、設計に反映させる。
A 且つ、将来のニーズの変化・社会変化予測等を想定し、建物内部
   の順応性を確保する。
   ”間仕切り”、子供の成長や親の老後、二世帯分の設備の用意
   (準備)、等々。
B そして、近隣への気配り・目配りが行き届き、気持ちのいい・居心地
   のいい空間・間取りが展開し、長く愛情を注げる住まいであること。
 以上のような考えを設計に反映できた住まいが「住み継ぐ家」として、永く生き続けるのではないでしょうか。


 今回の東日本大震災でもコミュニティや「語り継ぐ」ことの大切さが報道されました。”ツナミテンデンコ”や”ここより下に家は作るな”、”井戸の水が下がったら大津波が来る”等々。
各地域の各住まいのひとたちが「住み継ぎ」「語り継ぐ」ことにより長い時間を掛けて育んできた生活の知恵の賜物です。
 東日本大震災から3ヶ月が経過しましたが、原発事故はまだ予断を許さず、余震の心配もあります。
いまだ多くの避難をされている方たちには過酷な日々が続きます。
地震や津波、原発事故で大切な人をなくした方々、生活を根こそぎ奪われた方々には言葉もありません。心よりお見舞い申し上げます。 とともに、少しでも早く復興することを願ってやみません。
 如何に普段の生活が大切であるか、改めて強く感じます。
「美しい風土」はいつも私たちと一緒にあります。
 進みましょう。
「住み継ぎ」、「語り継ぎ」、「夢を継ぎましょう」。
@-4 2011.08.15
 〜 「住まい」を取巻く法的環境
〜CASBEE戸建 評価員資格試験に合格しました。
 現在の「住まい」を取巻く法的環境は、その時・その時代の社会情勢や地震・災害、事件・事故等により、そのたびに改善・整備され今日に至っています。
 しかし、それは一つや二つの法令・基準を改正するのではなく、網の目のように改善・追加・新規基準等々と網羅されてきたため、法的環境は煩雑さを極め、設計の足枷となっています。
そして、それらは全てが良いとは限らないものも含まれて入ます(私が思うに!)。

 それでも体系を大きく二つに分けることにより、いくらか視界は広がります。 一つは、守らなければならない規制・最低限の法令等であり、
もう一つは、選択できる”誘導法的環境”があるということです。
 そして今、時代は地球温暖化に対処するため、サスティナビリティ(持続可能性)が叫ばれ、多消費型社会の”スクラップ&ビルト”の考えから、確実に、”量から質へ”、”フローからストックへ”と変わりつつあります。
 そのような社会環境の中、あくまでも「住まい」のバランスを考慮した時、これからは何が誘導法として相応しいか考えていました。(誘導法)はお金が掛かりますので、あれこれ全てを取り込もうと思うと予算がいくらあっても足りません。)

 そして、いろいろ調査した結果、バランスの取れているCASBEE(キャスビー)によるチェックが、我が国の住宅政策「住生活基本法H18」とも連携しており、客観的評価手法として相応しいと確信に至り、CASBEE 戸建評価員の資格を得るための試験に臨んだ次第です。
 「住まい」を取巻く法的環境につきましては、改めて、ホームページの項目を追加する形で、なるべくわかりやすく作成する予定です。
☆☆☆☆☆CASBEE 戸建-新築で総合的な評価が良い住宅とは★★★★★
 「快適・健康・安心(Q1)で長く使い続けられる(Q2)性能が備えられており、エネルギーや水を大切に使い(LR1)、建設時や解体時にできるだけゴミを出さない(LR2)ように環境負荷を減らす努力をしており、良好な地域環境形成に役に立っている(Q3、LR3)住宅」となる。